目元・口元のたるみが気になるなら“頭皮の引き締め”がカギ

Suimin Lab.林
6月8日
読了時間: 4分

更新日：6 日前

年齢とともに気になり始める「目元」「口元」のたるみ。鏡を見るたびに「前より疲れて見える…」「老けた印象になってきたかも」と感じることはありませんか？

スキンケアや美容治療などで対策をしている方も多いですが、実は“ある場所”をケアすることで、目元・口元の印象はぐっと変わるのです！

それが頭皮!!。意外に思われるかもしれませんが、顔のたるみの多くは「頭皮のゆるみ」が引き起こしています。

今回は目元・口元のたるみが気になるなら“頭皮の引き締め”がカギというテーマで

なぜ頭皮の引き締めが顔のたるみに効果的なのか、そして今日から実践できるケア方法をご紹介いたします。

顔と頭皮は「一枚の皮」でつながっている

私たちの顔と頭皮は、厳密には「頭蓋骨の上の皮膚」という意味でひとつながりの構造です。

筋肉や皮膚は、頭頂部→額→まぶた→頬→口元→フェイスラインへとつながっています。

そのため、頭皮が重力で下がったり、硬くなって血流が悪くなったりすると、その影響は顔にも波及します。

特に筋肉が少なく皮膚が薄い「目元」や「口元」は、たるみの影響をダイレクトに受けやすいパーツです。

頭皮がゆるむと、なぜ顔がたるむのか？

■ 頭皮が下がると、顔の土台が崩れる

たとえば、テントの屋根の布がたわむと全体が下に下がるように、頭皮がたるむとその下にある顔の皮膚も下方向に引っ張られます。

とくに頭頂部や側頭部の筋肉（帽状腱膜や側頭筋）がゆるむと、目尻が下がり、ほうれい線が深くなる原因に。

■ 血行不良による「筋肉の機能低下」

頭皮が硬くなると血流が滞り、筋肉への栄養が行き渡らなくなります。

その結果、顔の表情筋が衰え、ハリや弾力が失われて、重力に負けて下がってしまうのです。

頭皮を引き締めると得られる美容効果

まぶたのたるみがスッキリ：額から頭皮を引き上げることで、まぶたの開きが良くなり、目がパッチリ。
ほうれい線が目立たなくなる：顔全体のリフトアップが期待でき、頬のたるみや口角の下がりを改善
フェイスラインがシャープに：顎のもたつきが減り、横顔も若々しく。
血流アップで肌ツヤ改善：頭皮を刺激すると顔色も明るくなり、くすみのない透明感のある肌へ。

自宅でできる！頭皮引き締めセルフケア

① 頭皮ほぐしマッサージ（毎日3分）

指の腹を使い、耳の上〜側頭部を円を描くようにぐるぐるマッサージ。
次に頭頂部を両手で包み込むようにして上下に軽く動かす。
最後に額の生え際から頭頂部に向かって引き上げるように指をすべらせる。

※痛いほどの強さはNG。心地よい刺激がポイントです。

② 頭皮専用美容液を使う

保湿力のあるスカルプ用美容液を使うと、マッサージ効果もアップ。乾燥や硬さが気になる方にはおすすめ。

③ ドライヘッドスパでプロの手を借りる

自宅ケアだけでは改善しきれない場合、ドライヘッドスパを取り入れるのも有効です。

リラクゼーションだけでなく、頭皮の深層部の筋膜リリースやリンパケアを行うことで、顔のリフトアップ効果が持続しやすくなります。